新星出版社様より発売の「本当に怖い話G-MAX 呪」にて、
巻頭カラー漫画「怪談カフェ」30ページ、2色漫画「次元回廊Ⅱ」18ページを描かせていただきました。
発売当初からずっと(産休の時以外)漫画制作を担当しています。
早いものでもう12巻めになるんですね。
今回から漫画が増量、230ページもあり、読み応え抜群です。
私も合計で48ページも描きました。
短期間…確か1ヶ月半くらいで48ページも…正直とても大変でしたが、頑張りました!
しかもどちらも連載なので!
次巻以降も続きます!
では今回担当した漫画のあらすじをご紹介します。
巻頭連載漫画「怪談カフェ」第1話30ページ
高校生の小柳あずみは大通りから外れた場所にある「カフェ・メルヴェイユ」というカフェがお気に入り。
すっかり常連になっていた。
ある時、店の壁に「KAI・DAN・KAI」と書かれた掲示物があるのを発見する。
これは何なのか店長の御子柴かなめに尋ねると、トークイベントを行っていると言う。
「トークイベント?有名人でも来るのかな?」とミーハーな気持ちが湧き、興味を持ったあずみは当日カフェを訪れた。
すると店内はカーテンを締め切り小さなランプを灯しただけの薄暗い空間になっていた。
そしてここで行われることは、怪談カフェ。
自分が体験したり人から聞いた怖い話や不思議な話を披露するという。
いつもの明るい雰囲気とは違った不気味な雰囲気に戸惑いつつも、ひとまず話を聞いてみることにしたのだが…。
連載漫画「次元回廊Ⅱ」第1話18ページ
この「次元回廊」という話は以前も全3話の連載で描かせていただきました。
その時は沙苗という女の子が主人公で、ある写真を撮ったことがきっかけで別世界へ迷い込んでしまうというお話でした。
今回は主人公が変わり、また新たな恐怖ストーリーが始まります。
田舎に住む高校生の蓮加は家の近所に塾がないためわざわざ隣町の塾へ電車で通っていた。
帰宅時間はいつも遅く、電車内もガラガラ。
ただ一人、同じ学校の女子生徒が乗っている以外誰もいなかった。
翌日、いつものように学校へ行くとクラスメイトの様子が変。
どうしたのか尋ねると「さっき大雨の中傘もささずに走っている蓮加を見た。どうして濡れてないのか?」と友人が言う。
また別の日には「100円ショップをうろついてる蓮加を見た」と友人が言う。
どれも蓮加には心当たりのない目撃情報ばかり。
自分の知らないところで自分が目撃されている?不思議に思っていると友人の一人がこう言った。
「それはドッペルゲンガーではないか?」
ドッペルゲンガーとは、勝手に自分の分身が現れる怪奇現象。
それに本人が出会うと死んでしまうとか…。
果たして本当にドッペルゲンガーはいるのか?そのドッペルゲンガーの目的とは…!?
と言った内容です。
どちらも連載ですので、次巻以降のお話もぜひお楽しみに。
児童書コーナーにございますので、お見かけの際はぜひよろしくお願いいたします♪
ネットでも購入できますので、ぜひ。