KADOKAWA「COMIC BRIDGE」にて連載中のコミカライズ「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」第10話①②「終わりと始まり」前後編が更新されました。
連載お久しぶりの更新です!…がもう10話の配信期間終わってしまったのですよね…。
2巻の発売が今日なのでそれに合わせてすごく短かったのです;
サイトではもう読めないですが紹介だけは書かせてください。
2巻の紹介も後ほども書きます。
作品ページはこちら。
10話はもう読めませんがその代わり1巻収録の1話〜5話は無料で読めます!
3月末までです。
未読の方はぜひー。
前話の9話紹介はこちら。
10話のお話は…
9話で一気に体調が悪くなり意識もなく寝込んでしまった春奈ちゃん。
彼女が回復することを願ってお守りを手に必死に祈る秋人くん。
春奈ちゃんは果たして目覚めたのか…?
秋人くんと春奈ちゃんはもう一度会うことはできたのか…?!
な回です。
今回のお気に入りカットはこちら。
今回はとても大事なお話になったので、もう少し詳しく書きたいと思います。
ここから先はネタバレを含みますので大丈夫な方のみお読みください。
ついに…ついに…春奈ちゃんがお亡くなりになってしまいました…号泣
さすがにこの回は私も泣きながら描いていました。
担当編集さんも泣けると言ってくださいました。
心置きなく逝けたならまだいいのですが、二人とも自分の気持ちを伝えずに終わってしまったので、とても切ないです。
特に秋人くんは次に会ったら隠していた病気のことと好きな気持ちを伝えようと決めていたので、非常に心残りになってしまったと思います。
春奈ちゃんはまだいつ逝ってもいいように覚悟はできていたのかな。
手紙も残していますしね。
短い間でも秋人くんに出会えたことで希望と幸せをもらえたと思います。
夢の中でも無言で笑顔で振り返るだけなので、きっと受け入れているのだろうなと。
もちろん本音はもっともっと生きたかったに違いありませんが。
この回で人の生死について、人の幸せについて改めて深く考えさせられました。
人生の終わりがいつ来るのか誰にも分からない。
やりたいことがあったらすぐにやって、会いたい人がいたらすぐに会いに行く。
これはとても大事なことだと。
短い間でもいいんです。
この二人のように愛し合い、幸せを分かち合うことはできます。
秋人くんは当初冷めた性格で、「終わりが分かっているのに好きになったり頑張ったりするのは意味がない」と言っていましたが。
むしろ逆ですよね。
終わりが分かっているからこそ頑張りたい。
春奈ちゃんと出会うことで考えが変わり、今はちゃんと自分の病気にも向き合うようになって良かったなと思いました。
さて、春奈ちゃんがいなくなってしまいましたが、ここで終わらないのがよめぼくの魅力。
今度は秋人くんが病気と闘う番ですからね。
まだ続きますのでよろしくお願いいたします!